安部元首相の警備の詳細について!日本のSPは無防備だったのかについても!

安部元首相が銃に撃たれて亡くなったことに関して「警備はどうなっていたのか」気になりますね。

以前から日本の警備は「無防備だった」という声もあったようです。

ここでは

  • 安部元首相の警備の詳細
  • 安部元首相の警備から見えてくる「日本のSP」

などについてまとめています。

安部元首相の警備の詳細

安部元首相の警備(SP)は東京から安部元首相の側で警備を行なっていたことがわかっています。

警視庁警護課のSPが東京から随行し、演説の現場でも奈良県警の警備担当者とともに不審者の警戒などにあたっていました

https://news.yahoo.co.jp/articles/679b193cae5d828241d7ac612bf3a63c084d73a3

東京の警視庁警護課のSPが安部元首相の警備を行なっていたのですね。

そもそも元首相ではあれ、首相経験のある安倍元総理。

大物政治家が地方で演説などを行う場合は地元の都道府県警察や政党関係者と警備態勢を相談して決めていくのが一般的であるとのこと。

安倍元総理などの総理経験者には退任後もSPがつくことがあります
大物政治家が地方で演説などを行う場合、地元の都道府県警察や政党関係者と警備態勢を協議して決定するのが一般的

https://news.yahoo.co.jp/articles/679b193cae5d828241d7ac612bf3a63c084d73a3

今回は奈良県での地方演説であったことから奈良県警察との話し合いによって警備が決まり、SPが安部元首相の警備を行なっていたことがわかります。

安部元首相の警備から見えてくる「日本のSP」

https://www.asahi.com/articles/ASQ7841M4Q78OXIE006.html

この日本の警備と言われるSP、実は以前から「無防備すぎる」と警鐘を鳴らされていたんです。

演説されていた場所は車通りを挟んで後方にも演説を聞く一般の方がいるのがわかると思います。

https://www.asahi.com/articles/photo/AS20220708001402.html?iref=pc_photo_gallery_prev_arrow
https://www.sankei.com/article/20220708-RHHRIDCUGZOR3NK4USUDKZKIUY/

車1台分の道路を挟んだ場所ということでわずか3メートル後方の距離から銃で撃たれたことがわかります。

4m道路 車一台分が通れる幅です。

https://niconico-niigata.com/

この事件を受けて話題になったのが 2007年に放送されたドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」です。

「SP 警視庁警備部警護課第四係」は警視庁のSPを描いたドラマです。

その中でSP役の岡田(井上薫さん)と堤真一(尾形総一郎)が交わした会話のセリフがこちら

「アメリカじゃVIPが演説する時は銃撃に備えて、すぐ引ける防弾ガラスをVIPと観客の間に立てて置くみたいですよ。いざという時にVIPはそれを防弾用の盾にするのです」

https://news.yahoo.co.jp/articles/ae44f76a5f397b6c523ae4c0989760e14da29e17

アメリカではVIPが演説する時は銃撃に備えて防弾ガラス(弾丸を貫通させないことを目的として、一般のガラスよりも強化されたガラスのことです。防弾や防犯に用いられています)をVIPと観客の間に立てて置くようです。

https://www.jiji.com/jc/d2?p=pus00301-07418251&d=004soc
https://www.ipros.jp/cg2/%E9%98%B2%E5%BC%BE%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9/

「それに日本は狙撃対策が無防備すぎますよね。ここなんかどうぞ狙撃してくださいと言っているような場所ですよ」と懸念を示すと、堤演じる尾形総一郎は
「確かにな。そもそも上の連中は狙撃テロなんて起きないと思っている」と応じた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ae44f76a5f397b6c523ae4c0989760e14da29e17

この警備に対して日本はアメリカのような警備はしていません。

その要因は「そもそも狙撃テロなんて起きないと思っている」という点にあると考えられますね。

安部元首相の警備・まとめ

安部元首相の警備をアメリカの警備の写真とともに解説していきました。

アメリカの装備に比べると確かに日本の警備は無防備すぎると言われても致し方ないですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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